よくレッスンで、最初にお伝えすることで、驚かれることがあります。
それは、
『ヤムナ』とは、「ヤムナ・ゼイク』さん
『ピラティス』とは、『ジョセフ・ピラティス』さん。
という、そのメソッドを開発された人の名前だということです。
もし、私がメソッドを開発したら、
『アヤコ』とか『ササモト』っていう名前で全世界中で呼ばれるわけですよね。(笑)。
(全然、かっこよくない・・・)
ヤムナさんは、ヤムナを開発される前は、元々、NY在住のハタヨガのインストラクター。
16歳の時に、なんと、ハタヨガのマスターになられました。若くしてヨガを極められた方なんですね。
ヨガを教える以外にも、ヨガの生徒の痛みや不調を抱える方を、肘と手で治す施術家としても活動されていました。
その手法が、ヤムナボディーローリングの前身である『ヤムナボディーロジック』。
そして、ヤムナさんは、25歳の時、出産で大腿骨と内転筋を痛められました。
自分の肘と手が届く場所なら、自分で施術をできたのに、残念ながら届かない。自分の肘と手に変わるものとして、ヤムナボールを開発されました。
そのヤムナボール。身体に当てるとわかるのですが、ちょうどよい圧を身体に与えてくれるのです。
最近、流行っている筋膜リリースのローラーやボール。スポーツショップのみならず、300円ショップなどにも売っていますね。
流行っているものは、試さないと気が済まないので、気になっていろいろ購入してみました。
それを使ったエクササイズを受けたこともあります。しかし、すごく硬くて、とにかく、痛いんです。痛くてなかなか力が抜けず、逆に痛みを耐えるために歯を食いしばってしまいました。
私たちの身体には、本能的に身体を守る機能が備わっていて、身体に当てて、痛い!と思うと身体が防御反応を起こして、より一層、ギュッと固まってしまいます。
ほぐしたいのに、伸ばしたいのに、身体の力が抜けずに踏ん張ってしまう。
呼吸も深くできなくなります。
呼吸が深くできないと、筋肉は柔らかくなれない。
だから、身体が気持ちいいと感じる圧がとても大切なのです。
ヤムナボールのその絶妙な硬さと大きさ、それに身体を委ねて呼吸すると、ガチガチだった筋肉がホロホロとほぐれていく。それがとにかく気持ちがいいのです。
レッスンを受けていくと、自分が好きなワークがどんどん増えていき、レッスン以外でも、TVを見ながらとか、寝る前とか、朝ベッドから起き上がる前に、自分でワークできるようになっていきます。
一日の始まりや終わりに、自分の身体を良い状態にできるのです。これこそ、まさに『セルフメンテナンス』ですよね♪
自分の状態を知り、自分で治していくことができたら、医者いらずです。
ヤムナさんは、今もまだなおご健在。すでに星ほどあるワークも、引き続きどんどん、生まれています。
ヤムナの心地よさと、進化していく自分の身体。何歳になっても、まだ可能性を秘めていると思わせてくれるヤムナってすごいです。
これが多くの方がヤムナにハマる理由なんじゃないかな~って思います。