産後の体調不良

24時間かかって出産した長男に続き、4歳差で長女、3歳差で次女と授かりました。

長女は、東日本大震災の時に妊娠8か月。茨城県は非常に不安定な状況だったので、実家の佐賀県で出産をしました。

そして、3番目の二女。長男を産んだ助産院で、3時間くらいのスピード出産となりました。24時間かかった長男が道を広げてくれたおかげだと、感謝しました。

二女が産まれたのは、夏休みだったこともあり、退院して自宅に戻ると、上の二人が家にいる毎日。ゆっくり横になれる時間もなく、産後まもないというのに、随分と動いてしまいました。

習いごとの送迎、ご飯の準備、洗濯などなどなど。産後の身体は、なるべく重力をかけずに横になっていた方が良いこともわかっていたけれど、夏休み、毎日、3人の子供が家にいるというと、そうもいきませんでした。

それにより、尿漏れ、子宮下垂になってしまいました。産婦人科で診てもらったけれど、「この体操やってね」と、紙を一枚渡されただけ。

なにも解決に至らず。これは自分で治すしかない!と思いました。


加えて、妊娠と出産の回数を追うごとに、なかなか戻らない産後の体型。抱っこやおんぶ、授乳の不良姿勢による肩こり、腰背痛、首の痛み、腕の痛みなどもひどい。

体の不調が、気持ちの面での不調にもつながって、日中に、勝手に涙がでたりしました。

子供はかわいいんです。だけど、「一人になりたい・・・。」って呟くことも増えていました。今思えば、ギリギリの崖っぷちに立っていたのだと思います。

逃げるように駆け込んだピラティススタジオ


まずは、自分の体調の悪さを治したい!と、藁をもすがる思いで、近所のピラティススタジオへ駆けこみました。

そのスタジオには、早朝6時のレッスンがありました。

土曜日の朝、みんながまだ寝ている早朝の時間に、抜き足差し足忍び足で、家を脱出。念願の一人時間を確保できたのです!

土曜日の朝6時~のピラティスレッスンが楽しみになり、少しずつ、気持ちが明るくなっていきました。

コツコツとピラティスを続けていたら、心と身体が解放していって、身体がラクになることで、心も軽くなっていきました。


この経験が、私の背中を押してくれて、ピラティスのインストラクターになりました。

長男のころから続けている助産院でのレッスンでも、ピラティスを取り入れて、ママたちの身体がどんどん軽くなり、表情も明るくなるのを見て、とても嬉しい時間でした

ヤムナとの出会い。

そして、その後、ヤムナボディーローリングと出会いました。ヤムナの即効性と気持ちよさに感動し、完全に虜になってしまいました。

赤ちゃんの抱っこや授乳で、万年身体がガチガチなママ。ピラティスをやるにも、身体が思うように動かなすぎて、ピラティスを難しく感じる方も多くいらっしゃいました。

子育て中のママこそ、絶対にヤムナはいい!と思い、ヤムナのプラクティショナーの資格も取得しました。

ヤムナで硬直した身体をほぐし、伸ばす。

そして、整ったアライメントを維持するために、体幹づくりをピラティスで行う。

ヤムナとピラティスは最強コンビ!


世の中がコロナ禍となり、対面でのレッスンができなくなったことで、オンラインレッスンもスタート。

ヤムナとピラティス、時にエアロビクスを組み合わせて行う細く長くしなやかな身体を目指す『縦長美人レッスン』という名前で開催しています。



今では、日本国中のみならず、海外からのお客様も受講してくださっています。