今日はつくば市の公立中学校の卒業式みたいです。 中学3年生の皆さん、おめでとうございます!
我が家にも中学3年生がいますが、私立の中高一貫校に行っているので、卒業ムードはゼロです。
修了式のようなものはあるみたいですが、父兄は出席することなく、そのまま高校生生活に突入していく区切りのない春です。
今の中学3年生は、中学に上がるときにコロナ禍に突入しました。
まともにクラスメイトに会うこともなく、オンライン授業が始まり、マスクでまともに表情を見ることのないまま中学生生活へ突入。
修学旅行や海外研修など、多くの行事がキャンセルになり、煮え切らない3年間となりました。
今の中学3年生、本当によく耐えたね~!って思います。
でも、子供って、いつも前を向いているから、そんなことも苦痛に感じず、居るところで最大限楽しいことを見つけるんですよね!
晴れて、マスク解禁の今日、卒業式という晴れの日。
息子も含めて、中学3年生のみなさま、高校生生活をおもいっきり楽しんでね♪
そうそう、タイトルの件。
『かわいい子には旅をさせよ』の本当の意味についてです。
私、今まで、勘違いしていたな~って思います。
あのことわざの本来の意味は、『子供がかわいいなら、甘やかさないで、世の中のつらさを経験させたほうがよい。』。
でも、違いました。
先週1週間、長男は学校を1週間お休みさせていただいて、一人、島根県松江市に行きました。
目的は、松江市主催のプログラミング合宿に参加するためでした。
去年も一昨年もコロナでオンライン開催になった合宿でしたが、3年ぶりにリアル開催となったプログラミング合宿。
行ったこともない土地だけど、一人で平気だから行くというので、学校にお願いして1週間お休みいただきました。
近所のバス停まで送って、そこから、一人で羽田空港行のバスにのり島根県へ。
飛行機に乗れたのか?出雲から松江に着いたのか?の連絡だけはちょうだい!とお願いしていたのに、連絡がない。
合宿中も連絡がない。
ほとんどの参加者が大学生とのことで、着いて行けてるのかどうかも気になっていたけど、連絡がない。
その時に悟りました。この先、息子はひとたび、家を出たら、もう後ろを振り返ることがないんだなと。
自分の息子に限らず、子供というのは、前だけを見て、ひたすら前に進む生き物。
私は、ハッ!としました。「ちょっとくらいさ、たまにはさ、後ろを振り返ってよ!」と思っている自分に気づきました。
合宿が終わり、帰宅して、「死ぬほど楽しすぎて、家のことも学校のことも全く思い出さなかった」と。
「かわいい子には旅をさせよ」の本当の意味。
「少しずつ少しずつ子供を自分から手放して、親のあなたがあなた自身の人生を生きなさいよ」という意味であること。
そしてね、前だけを見て、やりたいことに向かって突き進んでいくパワーの塊、それが子供。
その邪魔をしないようにするのが親の役割だと思いました。
そのために、子供が親の心配をせず、おもいきり羽ばたけるように、親は元気でいて、しかも楽しんでいること!
当たり前の生活を自分でしっかり送り、病気をせず、ケガもせず、いつも手放しで子供を行きたい場所へ送り出せる体力をつけておくこと。
そして、なにより、子供に望まれたときに、お金を出してあげられる親でいること。
手がかからなくなってからの子育ては、『自分の人生』にシフトチェンジが必要だと痛感しました。
本当は、行きたい場所ややりたい仕事があるのに、親の身体を心配させて、やりたいことに制限をかけさせるようなことをしたくない!と強く思ったんです。
子供はなにげに親のことが好きですよね。心の奥深くでは、いつも心配しているものです。
親が好きなことをして、元気でいることが、子供として、なによりもありがたい。
30代、40代だとまだまだイメージ湧かないかもしれませんが、私自身が50歳に近づいてきて、実家に頻繁に帰省するようになってつくづく思うんです。
親を見て、やはり歳を取ったな~と思う一面はありながらも、それでも、親が元気だということのありがたみ。
親が仕事をしていたり、スポーツジムに通っていたり、ネイルだマツエクだとあちこち必死に自分メンテナンスしている姿がありがたいこと。
私は、今回の息子の旅を通して、自分に約束しました。
子どもを追うことだけは絶対にしない人生にしようと。
向こうが全く連絡してこないくらいのスタンスなら、こちらも自分の人生で大忙しな毎日でいようと。
そのためには、身体はいつも元気でいたい。自分の足で出かけられる自分でいたい。ストレスも溜めずいつも前を向いていたい。
子供の心配より、自分の心配。
お父さんもお母さんも元気に働いて、趣味を楽しんだり、忙しくしているという状態が、一番の子供の応援になると思いました。
身体づくりは、積み重ねです。一朝一夕には変わらないもの。
子供たちの旅立ちを応援し、心配かけない親でいるために、コツコツと身体づくりを続けていこうと思いました。
私は、『かわいい子には旅をさせよう』ということわざは、子供のためではなく、親のためのものだと悟ったのでした。
みなさん、一緒に、がんばりましょう♪
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みなさんの痒い所に手が届くレッスン、継続したくなるレッスン、幸せになれるレッスン、そして、なにより楽しいレッスンになるよう、がんばります!