今、中学二年生の娘がいます。
中学二年生っていわゆる思春期。(写真は、子供達を出産した時の助産院の先生と娘)

小さな時から、どちらかと控えめ。すごく平和な子で、いつもニコニコ誰とでも仲良くできる子でした。
そんな娘も、中2になると、先生、先輩、お友達に対して、色々と思うこともあるみたいで、夕飯の時間には納得がいかないことをなかなかの勢いで話しをしてきます。
ある日、「自分の話ばっかりしてくるお友達がいて、すごく嫌だ!」と。
そのお友達と話していて、「どう思う?」と意見を求められたから、自分の話をしたら、「ふ~ん・・・」の一言で終わり。そして、そのお友達は、また自分の話をするのだそうです。
そして、テスト前になると、テスト勉強の話ばかりをされて、テストが終わったら、テストの点数の話ばっかりされるのも嫌なのだそうです。
「はっきりいってテスト勉強の話も、点数の話も、興味がなくて、とてもつまらない。そして、その子のことがとてもイライラすると。いちいちイライラしてしまうことが、自分のストレスにもなっているのも事実。」
あー、なんか、すっごく良くわかるなー。
ただただ、そのお友達は、誰かに話を聴いてもらいたいんですよね。聴いてもらって不安を少しでも解消したいんでしょうね。
もしかしたら、お家では、話を聴いてもらえないのかもしれないし。娘がそこに対し、イライラするということは、娘本人も、本当は話を聞いてほしいと思っている表れだったり。
「神さまはね、自分の話は極力控え、人の話を聴いてあげる人のことが好きなんだって。だから、聴いてあげていることは、誰も見ていなくても、神さまがちゃんと見ていて、いつか、その子の話を聞かされなくなってくると思うよ。」
と伝えました。
人にとっては自分の話がとてもつまらない時があるんですよね。人に聞かれてから、ようやく自分の話をする。くらいの気持ちでいたいものです。つい、私も自分から自分の話をベラベラ喋ってしまうんです。
娘の話を聞きながら、私自身こそ、反省です。
そんな娘が、1週間くらい経ち、
「不思議と、◯◯ちゃんに対して全然イライラしなくなったんだよね。なんでかわかんないんだけど。。。」と。
変わらず、自分の話ばかりしてくるけど、「そうなんだね!」と普通に聴いていられるようになったと。
娘、ステージアップしたようだ。
若いってすごい!
私なんか、数年もかかってる。心の新陳代謝、心の筋トレにも若さや柔軟性があるんだね、きっと。
こうやって少しずつ大人の階段を上っていってほしいな。
イラついた時は、夕飯時に毒を吐いて、スッキリすればいい。
大人の私も、若者に負けないように、心を柔らかく、そして、ピカピカに心磨いてがんばります!